トップ > コースの紹介
「身体にいい食事って?」「なぜこの服は暖かいの?」「涼しい家って?」こんな疑問をもったことはありませんか?
私たちが人間らしく生きるための生活を創出しようとするとき、少子高齢社会の到来、高度情報社会の浸透、環境問題といった現代社会のもつ複雑な課題がみえてきます。
人間生活系コースでは、Quality of Life(生活の質)の向上を求めて、人間と環境の人的・物的相互作用を視点として学際的・総合的に人間生活を科学し、よりよい生活の創造と人類の福祉に貢献する人材を育成します。
人間生活系コースには、人間生活教育学・食生活科学・衣生活科学の各専門分野があります。
変化の激しい現代社会に生きる私たちにとって、生涯発達の視点に立ち、生活と環境の関係を再考することが課題です。
また、Quality of Life(生活の質)の向上をめざす個人の生き方も問われています。人間生活系コースでは、これらの課題を多角的に追究し、将来の社会を創造する人材を育てています。
人間生活系コースおよび教育学部・他学部において所定の単位を修得することにより、各種の免許を得ることができます。
※1: 所定の単位を取得すれば、他のコース(特別支援教員養成コースは除く)で取得できる免許状を取得することができます。
※2: 他教科の免許状取得のための授業受講には一定の制限がある場合があります。
※3: なお、小学校教諭免許を取得するための初等教育教員養成コースの授業受講には人数等の制限があります。
人間生活系コースおよび教育学部・他学部において所定の単位を修得することにより、各種の資格を得ることができます。
広島大学教育学部では、21世紀における新しい教育の先導的役割を果し、更に飛躍、発展することを目指して大改革が行われ、2001年には大学院教育(教育学研究科)の方に、より重点が置かれることになりました。更に2020年(令和2年)には教育学研究科が他の五つの研究科と統合され、人間社会科学研究科として新たな道程を歩むことになりました。
人間生活系コース卒業後に大学院に進学すれば、人間生活教育学コースの指導教員の研究室に所属し、博士課程前期は教育科学専攻・教師教育デザイン学プログラム・人間生活教育学領域において、また博士課程後期は教育学習科学専攻において、我が国有数の研究教育体制の下で学問研究に打ち込むことができます。
人間生活教育学領域では、生涯学習と学校教育とのつながり、及び生涯発達を視野に据え、人間と環境の相互作用としての衣・食・住の人間生活に関わる幅広い内容や課題、それらの教育的意義、学習材の開発、更には人間生活教育の意義や課題、教育方法などについての研究教育が推進されています。本領域の学生は、自分が専攻する研究分野を中心に学問研究を行い、指導教員から懇切な指導を受けながら修士論文を完成します。
人間生活教育学専修において所定の単位を修得することにより、下記の免許を得ることができます。
※: 専修免許状を得るには、一種免許状が必要です。